日本エコレザーは人と環境に優しい安心・安全の革です。 

日本エコレザーの定義

日本エコレザーとは、一定の材料基準を満たし、環境への影響が少ないと認められた革材料を指します。

《エコレザーの定義》
動物皮の皮膚断面繊維構造を損なわず、鞣(なめ)しが行われ、仕上げ塗装塗膜が0.15mm以下で、かつ断面構造の70%以上の革です。認定対象革は次の3類です。
第一類:主な家畜動物5種類(牛、馬、豚、山羊、羊)の銀付革、起毛革、ガラス張り革など。
また、姫路白鞣し革、太鼓革などもこの類に属します。

第二類:第一、第三類の革を水平に分割した時に生ずる床革(とこかわ。肉面側)を再利用した革。
第三類:第一類、第二類以外の革、すなわち野生動物または養殖動物で取引証明等のあるものを(各種動物革)とした。

《日本エコレザー、6つの条件》
1. 天然皮革である
2. 発がん性染料を使用していない
3. 有害化学物質の検査をしている(ホルムアルデヒド、重金属、PCP、禁止アゾ染料)
4. 臭気が基準値以下
5. きちんと管理された工場で作られた革(排水、廃棄物が適正に管理された工場で製造)
6. 染色摩擦堅ろう度(色落ちしにくい)が基準値以上

PAGETOP
Copyright © NPO法人 日本皮革技術協会 All Rights Reserved.